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そうぞうの遊び

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玩具でも遊具でもないものを遊びに変えてきた、こどもの想像と時間をリメイクする君塚史高との創作活動です。
2015年8月に開催した「そうぞうの遊び展」では、作者の記憶をもとに制作した4つの作品を展示しました。

《電気のひも》

リビングや居間の照明に垂れ下がっている電気のひもをパンチしたり、よけたりして遊んでいた記憶をもとにつくった、パンチしたら打撃音が鳴ったり、点滅したりする照明です。

《テレビのチャンネル》

リモコンのボタンとボタンのすき間を道に見立て、指でなぞって遊んでいた記憶をもとにつくった、ボタンのすき間が道になるリモコンです。

《遠くのゴミ箱》

ゴミ箱をめがけて何度も鼻水をかみながら紙くずをシュートしていた記憶をもとにつくった、ゴミが入ると歓声の鳴るシュート専用のゴミ箱です。

《車の窓のそと》

車窓から見える景色をステージに見立ててアクションゲームをしていた記憶をもとにつくった、走るキャラクターを風景に重ねて見ることのできるプロダクトです。

子供の頃、僕たちは想像で世界を面白く拡張していました。実世界にルールやイメージを重ね合わせることによって、世界を面白く見る想像力が備わっていました。自分の頭の中につくった想像はとても儚く、大人になるにつれて徐々に薄れてきてしまいましたが、いま思い返してみると現実を拡張し得るとてもユニークなコンテンツだったように感じます。

本作品では幼いころに思い描いていたルールやイメージを、デジタルコンテンツとしてリメイクすることによって実体化し、鑑賞者にかつて思い描いていた想像に再会していただくことを目指しています。

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CREATED BY YAMATO HONDA